
院長岡村喬之
2012年帝京大学大学院修了。同大学医学部附属病院内科入職。消化器内科を中心に診療を行いながら、総合内科の診療および指導に携わる。2019年より虎の門病院消化器内科に勤務し、数多くの消化器内視鏡検査を実施。2024年5月開業。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医としての知見を生かし
適切な治療へと導きます
神戸市西区は、私が生まれ育った愛着のある地域です。大学進学を機に東京に移って以来、長らく都内で医師として勤務していましたが、いつかは地元に戻り、地域に貢献したいという思いをずっと抱いていました。その思いを実現するため、2024年5月に当院をオープンいたしました。
私は帝京大学を卒業後、同大学の附属病院で消化器内科を中心とする内科全般の診療に携わってきました。その後勤務した虎の門病院では、数多くの内視鏡検査と治療を経験し、消化器内視鏡専門医としての技術と知識、診断力を磨いてきました。
当院では、風邪や発熱などの急性疾患から、高血圧・糖尿病といった生活習慣病、そして腹痛や下痢などの消化器疾患まで、幅広く診療いたします。医師として培ってきた知識をしっかりと患者さんにフィードバックし、疾患の原因や検査・治療の意義などを丁寧に説明しながら、微細な病変も見逃さず、適切な診断と治療へとつなげていきたいと考えています。体調のことで気になることがあれば、何でもお気軽にご相談ください。
腹痛が長時間続いたり
していませんか?
軽度の腹痛はいずれ治まるだろうと様子を見てしまいがちですが、1週間以上続く場合は大きな病気が隠れていることがあります。
食べようとしたら気持ち
悪くなりませんか?
空腹なのに胃がムカムカしたり気分が悪かったりするときは、心身のストレスのほかに消化器疾患が原因として考えられます。
吐き気や嘔吐が続いたり
していませんか?
1ヵ月以上続く吐き気や腹痛・胸痛があるときは何かの病気が隠れているかも。受診先に迷うときも、お気軽にご相談ください。
下痢が長期間続いたり
していませんか?
頻繁な下痢に加えて、血や粘液が混ざった便、腹痛や発熱などの症状がある場合は、危険な病気の可能性があります。
便の出にくさや残便感は
ありませんか?
食生活に変化がないのに便秘になったり腹部の張りを感じるときは、何かの病気が原因かもしれません。
胃がん・食道がん
欧米に比べ日本人に多い胃がんは、ピロリ菌感染が主な原因ですが、喫煙や塩分過多の食生活も影響します。食道がんは飲酒や喫煙が主な危険因子で、早期は無症状のことが多いですが、進行すると胸の痛みやつかえ感が現れます。どちらも内視鏡技術の進歩により早期発見・治療が望めます。飲酒・喫煙の習慣がある人やバレット食道の指摘を受けた人は、定期的な内視鏡検査をお勧めします。
大腸がん
高齢化や食生活の欧米化により、大腸がんによる死亡数は増加傾向にあります。大腸がんは症状を自覚するのが難しく、気づかないうちに進行します。がんに移行する可能性のある大腸ポリープを切除することで予防が図れますが、がんの症状が出てからの診断では、内視鏡などによる低侵襲な治療が難しいことがあります。便秘や下痢、血便などが気になる方には、大腸内視鏡検査をお勧めします。
急性胃炎
胃の粘膜に炎症を起こす急性胃炎は、激しい腹痛や胃の不快感、吐き気などの症状に加え、重症の場合は吐血や血便が見られることもあります。広範囲のびらんを伴うものを急性胃粘膜病変と呼び、過度の飲酒や刺激の強い食事、強いストレス、ピロリ菌感染、アレルギーや薬剤の影響が原因として考えられています。いずれも内視鏡検査によって炎症の状態を詳しく観察することができます。
ヘリコバクター・ピロリ感染症
ヘリコバクター・ピロリ菌は、多くの場合幼少期に口から入って胃の粘膜に住み着き、萎縮性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がんの原因になります。内服薬で除菌することによって潰瘍性疾患の予防と胃がんのリスク低減が期待できますが、除菌後も胃がんのリスクが完全になくなるわけではないため、定期的な内視鏡検査を受けることをお勧めします。
その他の消化器疾患
消化器疾患には、他にも過敏性腸症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎、肝機能障害など様々な病気があり、どれも腹痛や下痢、便秘など日常的な症状から始まることが多くあります。例えば逆流性食道炎では胸やけやのどの不快感、潰瘍では腹痛や吐血が見られます。軽い症状でも長く続いたり、通常ではないような異変を感じたときは、気軽に医師に相談し、早めに検査や治療を受けましょう。
おかむらクリニック 内科・消化器
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